睡眠時無呼吸症候群の合併症②|「レナデンタルクリニック」銀座にある審美歯科Facebook

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レナ先生の美と健康のためのコラム

睡眠時無呼吸症候群の合併症②

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は多くの合併症を引き起こします。

 

中でも循環器疾患と密接な関係があります。SASの患者さんは循環器疾患で死亡するリスクはそうでない人の5.2倍高いという報告もあるほどです。

 

合併症でまず挙げられるのが「高血圧」です。

 

高血圧の多くは原因の分からない本態性高血圧ですが、原因がはっきりしている二次性高血圧の最も多い要因としてSASが挙げられています。高血圧の患者さんの30%にSASが認められ、SASの患者さんの50%に高血圧が認められるという報告があります。

 

高血圧の発症リスクは、SASの患者さんは健常人の1.4倍以上、中等度以上のSASの場合は2.9倍にもなります。

 

SASが何故高血圧の原因になるのでしょうか。本来寝ている間は副交感神経優位ですが、無呼吸状態から呼吸を再開するとき、体は寝ていても脳が覚醒状態になり交感神経が亢進し血圧が上昇します。無呼吸→呼吸再開の繰り返しにより、覚醒反応→交感神経活性化のサイクルが繰り返されると血圧上昇が継続することになります。

 

夜間に血圧低下が少ない、あるいは逆に昼間に比べて夜間に血圧上昇を示す場合では、夜間に血圧が低下する正常な場合と企画して心血管疾患のリスクが高いことも明らかになっています。

 

高血圧の治療はまず「食事療法」「運動療法」から取り組み、改善が見られなければ「薬物療法」を併用していきます。しかし薬物療法で血圧を十分にコントロール出来ない「治療抵抗性高血圧」という病態があります。利尿剤を含む3剤以上の降圧剤を適切に用いてもなお高圧目標にまで下がらない場合をいいます。その治療抵抗性高血圧とSASは80%もの高率で合併していると報告されています。

 

この場合、高血圧の改善のためにはSASの適切な治療をすることが必須になるのです。

 

高血圧は放置しておくと動脈硬化となり、のちに狭心症や心筋梗塞、脳卒中などに繋がる恐れもあります。ですので、高血圧の方はSASがあるかどうか、あれば適切な治療をすることがとても大切なのです。

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