睡眠時無呼吸症候群⑥|「レナデンタルクリニック」銀座にある審美歯科Facebook

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レナ先生の美と健康のためのコラム

睡眠時無呼吸症候群⑥

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の治療方法の一つに、口腔内装置すなわちマウスピースを使った治療法があります。このマウスピースをオーラルアプライアンス(OA)といいます。

 

OAは下顎を上顎よりも前方に出すように調整・固定した形状をしています。就寝中にこれを装着することにより、顔の筋肉が緩んで後退するのを防ぎ上気道を広く保つので、いびきや無呼吸の発生を防ぐことができます。

 

無呼吸・低呼吸指数(AHI値)が簡易検査で10未満、PGS検査で30未満(軽度から中等度)の場合が適用になります。医療機関でOAが必要と診断されると、次は歯科でOAを作ってもらうよう指示が出ます。歯科では診査の後、歯型を取り、上下の歯にはめるマウスピースを作ります。それから、このマウスピースをはめた状態で下顎を上顎より少し前方に出した位置に固定して上下一体型にします。この時下顎をどのくらい前方に出すかは、患者さん一人一人に合わせて適正に調整します。保険外治療で下顎を前方に出しつつ固定しないタイプもあり、これは下「頭がある程度自由に動かせるので個人的にはお勧めです。

 

使用当初は歯や歯肉の痛み、口腔の「乾燥、唾液分泌過多、顎関節の痛みや違和感、咬筋(噛む筋肉)の緊張などが起こる場合があります。そのときは歯科医にOAを調整してもらったり使用方法の調整をしたりしていくと、徐々に慣れて症状も軽減されます。

 

OAは歯にはめますので、歯が無いと使用できません。それから、むし歯「や歯周炎がひどい場合も使用できませんので、先にその治療を済ませることが必須です。

 

治療を開始したら、定期的に歯科で検診をしましょう。睡眠の評価と歯や顎や噛む筋肉に問題が起こっていないか、OAが変形したりしていないかなどをチェックします。また、最初に無呼吸の診査・診断をした医療機関での定期的な検診も必須です。

 

OAは小さく軽量で持ち運びに便利で、装着も簡単です。ですので、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)が適用だけれどどうしても使用できない場合や、CPAP療法の効果を高めるために併用する場合、旅行や出張などCPAPを携行できない時用に使用する場合などもあります。

 

OAもいびきやOSASの症状を軽減するのに有効で、CPAPと同様の効果が見込めます。しかしまた、疾患が無くなる根本的な解決方法でないのも同様ですので、継続して使用することがやはり重要なのです。

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