咀嚼=噛むこと④〜歯をまんべんなくつかえてますか?|「レナデンタルクリニック」銀座にある審美歯科Facebook

0335738148

ご予約・お問い合わせ

Facebook

0335738148

レナ先生の美と健康のためのコラム

咀嚼=噛むこと④〜歯をまんべんなくつかえてますか?

今回は最近感じることを書きたいと思います。

 

日々の診療の中で、患者さんを見ていて思います。

「食事の時、みんなどこで噛んでいるのかしら…」

お顔回りの筋肉がアンバランスな人がとても多いのです。といっても、顔がゆがんでいるとか、見た目のことではありません。

 

実感として、相対的に奥歯側の筋肉が強く、前歯側の筋肉が弱い人が増えています。

結果、食事の時に、全ての歯をまんべんなく使えていないと思われます。極端に言うと、一番後ろの歯で数回噛んで、ほぼ丸呑みしているのではないでしょうか。

 

近年、日本の食生活が急速に変わり、食べ物が柔らかくなり、噛むこと・飲み込むことに関連する筋肉が充分に発達しない子供達が増えています。なんと、飲み込むこと=嚥下が出来ない子供もいるのです!

他に生活習慣の変化により、全身の筋肉が弱く骨も細く、体のひずみが出る子供も特に10代に増えています。従って全身的には、偏頭痛、肩こり、背中の痛み、腰痛、他にいろいろな原因のよくわからない症状が出る方も増えています。

 

子供だけではありません。大人も、同様のことを訴えます。本来は充分骨や筋肉が発達していたはずの大人も、です。

筋肉や神経は使えば使うほど発達し、 使わなければ衰えます。例えば、1本のむし歯を放置し痛くて噛めないまま 放っておいた、少し斜めを向いてパソコン仕事をしている、そんなことから も筋肉のアンバランスは起こり、それが積み重なって噛む機能に影響を及ぼします。口呼吸をしていると口を閉じる筋肉が弱くなりますし、慢性的な首・肩の凝りがあると後ろに引っ張る筋肉 が過緊張を起こし、筋力のアンバランスを引き起こします。そのようなことが積み重なって、本来あるべき食べ方 が出来なくなってきているのではない でしょうか。

 

噛み合わせの治療をしていると、必ず「筋肉のアンバランスの問題」に突き当たります。いくらいい位置で噛めるように誘導しても、筋肉に引っ張られて戻ってしまうのです。

そこで、患者さんには様々な体操をしていただいたり、噛む位置を意識していただいたり、生活の中での癖を改善していただいたり、それが必須になってきています。

 

現代人は、子供、大人、高齢者それぞれで、本来あるべき「食べ方」を練習する必要がある。 のではないか、と思います。

 

これからは、「本来あるべき食べ方」ができるようにサポートしていくのも歯科医師の仕事だと考えています。

ページトップへ戻る